iPhoneとBiNDに見るモノとしての存在感
今更ながら、iPhone買った。次期製品がでるのも知っているけど、まあ、いいさ。
んで、機能とかは、前からおおよそ知っていたから、別段、珍しくもないし、まあ、淡々と設定をこなすだけなんだけど、一番嬉しいことは「箱」。
この「箱」すばらしくいい!
なんで、この箱を展示してくれなかったんだ~って位にすばらしい。もっと早くに見ていれば!
たぶん、この箱の実物を持ってしまったら、もっと多くの人が欲しくなるはず。それくらいいい。
まあ、箱が気に入るとか、私だけかもしれないが、あの箱には、それくらいの力がある。
同じく、モノとして価値を認めるのは、デジタルステージの製品。ここも、すばらしい。
たとえば、BiND。
単なる、Web制作ツールならば、ダウンロード販売もあり得るし、仕事出使う人はみんなDreamweaverとかWeb Expressionとかに目がいくだろうけど、一度、製品を見て欲しい。
ソフトウェアを仕事で使う人は、最近、パッケージに気を取られることもあまりないかもしれないし、どんどん小さくなっていくパッケージは場所取らなくていいね、くらいだけど、デジタルステージのそれは、真逆。
なにしろ、いろいろついてくる。
まず、代表平野さんの挨拶文、Web制入門のためのブックレット、缶バッジ、ステッカー。制作者の思いが詰まっている感じが伝わってくる。
思い出してみると、AppleもMacを買ったときに、リンゴマークのステッカーとか入ってたな。嬉しかった。車の後ろに貼るひとも普通にいた。
初代Macの筐体の裏には、制作者のサインが入っていた。見えないが、すごいこだわりがある。
その感じが、この2社の製品にはある。
もちろん、それだけパッケージにこだわれるのは、中身に絶対の自信があるから。自信は、うぬぼれとは違う、圧倒的な好きという感情から生み出されたモノに備わると思っている。
今の時代、やはり、人を動かすのは、人のこころ。こころがこもったモノをつくらなくて、何が受け入れられるものか、と、思った次第。
Appleとデジタルステージに、同じモノづくりの姿勢を垣間見る。どちらも、機能以上に所有欲を満たしてくれる。私にとっては、箱がそれなわけだけど、そういう細部の作り込みに気がついているものは、本体の内容もすばらしいレベルのはずだ。
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