ふらふら日記

最近、『ふらふら日記』という、同じ境遇の人が書いた本があることを知り、さっそくアマゾンで購入。

ふらふら日記―いまんとこ不治の病
ふらふら日記―いまんとこ不治の病やまざき たけし 松本 充代

二見書房 2007-10
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おすすめ平均 star
star生への希望が湧いてくる
star自分自身に喝が入りました

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感心したのは、運動を自分なりに取り入れてリハビリをしていることだった。
 この本では、そこがとても役立つ。
運動なんて、それほど好きでは無かったが、出来なくなると体を動かしたくて仕方がないのも事実だし。

しかし、この本の筆者は日常的にスポーツジムへ通っておりスキップの練習をするという。
スゴい事だ。後半では、かなり症状が出てきたみたい(レストランの入り口の階段2段が昇れないとか)だが、それでも、スキップは難しい。
私も少ししてみたが、スキップってこんなに難しかったのだろうか?
 一度やってみると分かるが3m程度、歩数にして3、4歩が限界だった。
 これを50mも練習するのは、かなりの体力を消耗するし、へこたれない心が必要だろう。

私もスキップはできないが、最近は、外出のたびに電車に遅れそうになって、駆け足で駅までダッシュしている(周りからは、いそいでいるようなダッシュにはみえないだろうが)。
この作者のいうことで感じたのは、走るとか歩くとか、おそらくスキップも、すべての動作は体が動きを覚えてしまえば、できると思えることだ。

 だから、歩く練習とか、駆け足の練習とか、大切だと思った。 できないと、どうしても遠慮がちになってしまい、その仕方を忘れてしまうのだろう。

ということで、今日も走ってしまった。でも、こけないように注意です。こけると確実に顔から着地してしまいますから。

あ、最後にこの作者の方のブログもリンクしておきます 「脊髄小脳変性症・リハビリ日記

コメント:4

2008年2月23日 20:31

私も読みました。
でも、たけさんはすごいですよね?
元々トライアスロンとかをやっていたみたいなので、体を動かすことが当然だったのでしょうが、それにしてもすごすぎます。
私もスキップどころか、ただ飛ぶことすら出来ずに、いつからこんなに何もできなくなってしまったんだろう? と思う毎日です。

今日は午前中リハビリに行って来た後、眠くてしょうがなくて、午後から4時間半ほど寝て、起きてから2時間程になりますが、また眠くなってきました。
眠い時には体が眠りを欲しているのだと思い、我慢せずに眠ることにしていますが、こんなに寝てばかりいていいの? というくらい、本当に1日の半分以上寝てます。

2008年2月24日 01:59

眠いとき、わたしもガマンせずに寝ます。
リハビリの後は、体を使った後だからか、眠くなったり、お腹がすいたりしますね。

2008年4月15日 09:00

はじめまして。たけです。
『ふらふら日記』の感想ありがとうございます。

脊髄小脳変性症は進行性なので、いまでは(たぶん)スキップは難しいと思います。でも、この病気が治る日のために、スポーツクラブに通ったりしてマメに体を動かしています。
最近では、研究の進歩にかんする報道もされて、希望がもてるようになってきましたよね。もう少し、のような気がします。
“もう少し”を待つ時間は長いようですが、振り返れば1年2年も、病気を発症してからの9年という歳月も、あっという間のような気がします。

その日まで、万全の備えでいましょう。

2008年4月15日 11:42

たけさん(筆者さん)どうもありがとうございます!
スキップどころか、最近、私は杖(トレッキング用のストック)を使いだしました。
これが、すこぶる調子よく、歩くのが楽になりました。

おっしゃるとおり、画期的な研究が進んでいて私が生きているうちには、この病気が無力化するのではないかと期待しています。医学の進歩も科学と同じでものすごく早いですね。9年前には、ブログでこうしてお話できることもなかったでしょうから。

万全の備え、そして、違う怪我をしないように気をつけたいと思っています。
#結構、コーナーで肩を壁にぶつけます(^^;

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