背中のカチカチ山現象の原因と対策
夏は寝るのが怖い。
理由は簡単で、異常に汗をかくからだ。体温調節が機能しない身体のため、寒がりながらも汗をかいている状態。これが、なかなかにきつい。私は「カチカチ山現象」と勝手に呼んでいる。(医学用語でも普及している単語でもない)
実は、先日の風邪を引いたときは、その治療中、セレジストの服用を止めた。理由は、ずっと横になっていないといけないのに、背中が熱くては大変だと思ったからだ。
セレジストを長く服用するち、カチカチ山現象は避けられないのかもしれない。確かに、飲み始めよりも、現在(8年目)の方がひどいのだ。昔、私の母は、夏の夜には玉のような汗を沢山かいていた。
今回、服用を止めた翌日くらいから徐々に背中の熱がとれていった。
やはり、原因はセレジストにあるようだが、脊髄小脳変性症の患者なら知っているだろう、このメインの薬だから、常時止めるわけにもいかない。
というわけで、風邪が治ると再び始まる体温調節の壊れた身体と付き合っていかねばならない。
これの対策として、今までいろいろ試したが、どれも決定打に欠けていた。
しかし、ついに、いいものを見つけた。
「ATEX エアコンマット そよ ハーフAX-HM1201H」というマットだ。
これは、背中と布団のあいだに、空気を通す層をプラスチックで作り(マット)、その空気の循環を強制的に行うために、小さな換気扇がついている。
私は、(シングルサイズという、全身用のがあるが、場所を取りすぎるので)これのハーフサイズを自分の背中の下に敷いている。送風の強さは弱か中で十分。
汗に溺れて目覚める夏の朝は、ひどく不快だけど、これを使い出してからはそういう目覚めはしていない。
昼寝のときも、もちろん使える。
ただし、喉が乾くので風邪を引いたときなどは、コレを使っては行けない。つまり、セレジストを止めるのが一番良いのかも、と思った。
- Newer: 特定疾患医療受給者証の重症申請をしてきた
- Older: 風邪引くと足腰が弱る