車椅子のこと
まだ、自分の足で歩けている。
とはいえ、先日ポロック展に行ったときは美術館で車椅子を借りた。(事前にネットで借りられるか調べてもいた)
その時の妻の感想は、「久しぶりに気持ちを落ち着けて移動できた」だった。普段は、私の足元や自分の足元に注意を払っているから、とのことだった。
私自身も、久しぶりに揺れない画面で移動できたと思う。
図らずしも、車椅子の利用に対して、プラスのイメージを持つことができた。
また、先週金曜日に神経内科の受診があり、車椅子をいつぐらいに導入したらいいか、と聞いたら「使いたいと思った時です」という回答。これは、自分が一番その限界を感じるだろうから、自分でもう歩けないと思えば、いつでも導入していい、ということだ。
確かに、病院へ行くと看護師さんには「車椅子使ってください!」とよく言われる。危なっかしいからだろう、他の人にも迷惑だし。
ただ、先生は付け足してこう言った。「一番怖いのは、歩いていた状態から、転倒・骨折で、一気に車椅子という状況を招くことです。たしかに、車椅子は足の筋力低下を招くこともありますが、考えようによっては、足こぎをするから鍛えることもできます。とにかく、転倒・骨折・車椅子というのだけは避けるようにしましょう」
そこで、今、私は、足こぎ出来るタイプで軽量の車椅子を探している。
4月頭には、リハビリの先生にも相談して、導入を前向きに検討するつもりだ。
その前に、介護保険を使って、レンタルしてみると良いかもしれない。
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