レンズベビー

レンズベビー

今日は、上原ゼンジさんの写真展「夢遊する現実」(於:epSITE)を見てきた。

hanaさんがmixi日記でオススメと言っていたのを見て、行かなくては!と思ったのだ。

贅沢なことに、ご本人による解説つき!

レンズを自作されているのは知っていたが、それ以上に写真を撮ることを楽しんで、結果としてレンズをいろいろ作っては試すという形になったのだと知る。

レンズの材料は面白い。
ビー玉や、ドアスコープ、コップの底など、透明、あるいは、光を透過する物質ならなんでも、レンズとして使うことを考える。
当然、ビー玉がそのままでレンズとして使えるわけはないので、レンズ様にするため自作することになる。

それらレンズで撮影した写真は、どれも遊び心があって、楽しかった。そこには写真と向き合った結果、創造された写真があった。

他にも、ウズラやほおずきを撮影して、ネガ反転したままプリントしたり、万華鏡(もちろん、自作!)があったり。

光と遊ぶ方法を模索している感じがすてきだった。

#上原さんは、本の雑誌社・ホネフィルムなど、私が好きなシーナ関係を経て現在に至るし、YOUCHANが文庫王国(本の雑誌社)の表紙の仕事をしたのも、縁があると勝手に思い込んでいる。
単に、私が感激していたわけだが。

そこで、何冊かある著作のウチ「カメラプラス(雷鳥社刊)」を購入し、サインをいただき、帰りの電車で読んで、レンズベビーが意外にも面白いということを知る。

#「うずらの惑星」 買い忘れた・・・レンズに必死になるばかりに、こちらの作品集ほしかった・・・サイン付だったのに・・・orz

レンズベビーなら、私も持っているぞ・・・最初はおもしろがったが、なぜか気に入らずにあまり使っていなかったレンズで、オークションに出そうかと思っていたくらいだ。

その本に載っていた、上原さんのサンプルは、ものすごくやさしい光が入っていて、まさに、今の私がほしい光に近かった。さっそく、帰ったら、撮ってみようと思い、撮ったのが、この後も続く何枚だ。

私は、このレンズベビーを非常に気に入り、自分のピンぼけシリーズのメインレンズとして活用しようと思った。これから、たくさん、おもしろい画が撮れそうだよ。

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