我が家の「猫」カレンダー

猫好きならかならずヒットすると思っているのが岩合さんが毎年出している「週めくりカレンダー 岩合光昭×ねこ」だ。

毎年、この猫カレンダーを特に愛用している。
＃もちろん、毎年作成するトゴル・カンパニー　オリジナルカレンダーも使ってるけどね！

これのいいところは、世界中のいろんなところに、おそらく別の取材で滞在した岩合さんが、散歩しながら撮影したと思われる猫がたくさん写っていること。その猫がホントに自然のまんまで、ポーズを撮ったりしていないことだ。

以前、神奈川で岩合さんの猫写真の展示会があったときに見に行ったのだけど、飼い主による家猫の写真も同時に展示されていた。
家猫も可愛い写真がたくさんあったのだけど、岩合さんのコーナーに来て写真がまったく違うのにびっくりしてしまった。

岩合さんの撮る猫はそこに生きている猫の姿だった。自分の意思があり時に厳しい表情ややさしい表情もあった。一方、飼い主が撮った写真は、どれも極上のワンカットでものすごく可愛いのだけど、それだけだった。

なぜ、自分が猫を好きかというと、可愛いポーズをするからなんじゃなくて、いっしょに人生を歩んでいる相棒で、時に不細工な面も持っている生き物だから好きなんだ！と思い直す写真ばかり。

このカレンダーの猫は不細工な表情をしても可愛いと思う人にはぜったいにヒットするはずなのだ。

カレンダー2012 週めくり 岩合光昭×ねこ (Yama-Kei Calendar2012)