ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判 2 (2)
町山 智浩 , 柳下 毅一郎
発売日 2004/08
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ともかく、この本の面白いのは、映画そのものについてじゃなく、出演者、監督のプライベートや、過去の作品にまで言及しているところ。ごっちゃになっているから、笑える。
笑えずに意味不明で終わってしまうとしたら、自分の映画量が足りないのだ。
この本を読みこなすには、相当映画を見ていないといけない。メジャーからB級、新作から名作まで。
映画評論家のすごさを知ると、自分のblogで映画について語るのが恥ずかしくなってしまうのも事実。ワールドカップが日本で開催されたときに、誰もがトルシエの采配を批判しだしたり、五輪がはじまると、誰もがスポーツ解説者になったりするのと似ているなぁ、と思った。
ピンホールがほしくなったら、このムックのおまけで遊ぶとよいかもしれない。
おまけは、もちろんピンホールだが、35mmフィルムが使えるという経済的なピンホールなのだ。
ポラみたいに、すぐに確認できないもどかしさはあるが、1枚あたりのコストは半分になり、ピンホールの手間を考えればもっとも手軽なフィルムを使った撮影方法ではないだろうか。
大人の科学マガジン vol.3
発売日 2003/12/19
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針穴写真機の新鮮な魅力
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ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判
町山 智浩 , 柳下 毅一郎
発売日 2002/05
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笑いました
大作バカ映画の正しい見方
いい…至極いい
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映画を斬りまくります。コレ読むと、ハリウッドの俳優と女優がダメ人間に見えてきます。
良い映画もあるけど、悪い映画もたくさんあるということで、そういう批判を笑える人は読んでも面白いと思いますが、真剣に語りたい人は、読んではいけません。
映画は、映画以上でも、映画以下でもないのですから。
笑い飛ばしたい人、オススメです。